先月、住宅など13棟が焼ける火事が起きた新潟県 魚沼市 小出地域の商店街。
24日、関係者らが商店街の再建や活性化に向けた勉強会を開きました。

この勉強会は、被災した魚沼市 小出島の南本町 商店街の関係者が企画し、商店街の活性化や復興支援などについての専門家が講師を務めました。

9月26日、南本町商店街で起きた火事によって、住宅や商店など9棟が全焼、4棟が一部焼け3人がけがをしました。

【商業タウンマネジメント 東朋治 代表取締役】「1年半の間に商売を再開しないと廃業します」

専門家は、阪神淡路大震災や北九州市で起きた大規模火災で被害にあった商店街の復旧例を紹介し、建物の安全性を確保しつつ、できるだけ早い営業の再開が必要だと話しました。

その上で…
【商業タウンマネジメント 東朋治 代表取締役】「新規出店者に地域の担い手になっていただくということで」
復旧後、商店街を活性化するためのポイントも紹介しました。勉強会ではこのほか、商店街再建のための資金調達などについて具体的な方法も説明。関係者からは、再建費用などについて質問がありました。
【被災した関係者は】「がれきの撤去、処分費を考えているんですけど」

【被災した関係者は】「なかなか、相談する人って今までいなくて、そういったところでいい話を聞けたなと思いました。

南本町商店街は、来月から復旧支援の資金を募るクラウドファンディングを開始する予定です。