9月の百貨店の売上高は、円安の影響で外国人観光客の買い物が増えたことなどから9.2%増えて4151億円となりました。

日本百貨店協会によりますと、9月の百貨店の売上高は前の年の同じ月に比べ9.2%増えて4151億円で、19か月連続のプラスとなりました。

衣料品やアクセサリーなどの販売が好調だったほか、円安の影響で外国人観光客の買い物が増えたことが主な要因です。

免税品の売上高は前の年の同じ月に比べ255.6%増えて、コロナ禍だった2020年2月以降で最高額を更新、化粧品や高級ブランド品が好調でした。

また、地区別では、大阪がプロ野球チームの阪神やオリックスの優勝記念セールなどの効果もあり、売上高は前の年より27.1%増えて717億円となりました。