9月まで続いた猛暑が野菜の生育に影響ー。大分県内のスーパーでも高値傾向が続いています。
大分市のマルミヤストア金池南店です。24日は特売日ですが、トマトが1玉298円、白菜は4分の1のサイズで198円など、例年に比べて高値となっています。
(マルミヤストア金池南店 青果担当・大賀雅幸さん)「異常気象の中で値段が高騰しています。トマト・白ネギ・白菜・キャベツは値段が高い」
今年は9月まで猛暑が続いたことで、作付けの遅れや生育不良が目立ち、一部で品薄傾向にー。農林水産省が24日公表した価格はネギが平年の148%、ニンジンが143%、トマトが138%など軒並み高騰しています。
(スーパーの利用者)「白菜は高いですね、葉物がね」「毎日使うものだからもう少し安くならないと困る」「もう全部高い。4分の1くらいに切って売っているのを買ったりする」
店側でもばら売りやカット売りを増やすなど工夫をしています。例年1玉や2分の1のサイズでも販売される白菜ですが、24日、店頭に並んでいたのは4分の1と8分の1のサイズのみでした。
(マルミヤストア金池南店 青果担当・大賀雅幸さん)「カットとか少量のサイズまで落として金額という部分も落としてお客様が買いやすい値段まで下げている」
値下がりの兆しもみえてきたという野菜価格。丸果大分大同青果では「11月中旬には落ち着く」とみています。