22日投開票が行われた県議選で、県政与党の自民党が議席を減らしたことについて村井知事は、「政党よりも会派構成が重要」などと述べ、具体的な言及を避けました。
村井知事:
「議院内閣制で知事が選ばれているわけではなくて、県民から選ばれているわけですから、あまり政党は問題ではなく、会派ですよね。考え方を同じくする会派の仲間がどうかということが非常に重要」

これは村井知事が23日の会見で述べたものです。
22日投開票が行われた県議選では、自民が改選前から議席を6減らし自民公明で過半数を割りました。一方で無所属の当選者が複数自民会派入りし与党会派としては、過半数を維持すると見られます。
こうした中、村井知事は、議会では政党ではなく会派構成が重要との認識を示し、自民が議席を減らした理由については具体的に言及しませんでした。県が主導する4病院再編構想が影響したか問われると…。
村井知事:
「それだけで県民は選んでいないと私は思っている。4病院の再編の進め方については、今のところ変えるつもりはありません」

その一方で、「県民の税金の使い道という意味では全ての県民の理解を得なければいけない」などと述べました。














