大分市内の小学校で毒を持つセアカゴケグモおよそ100匹と卵が見つかったことを受け、23日朝から駆除作業が始まりました。

(八尋真梨絵記者)「今メスが見つかりました。赤いラインが入ったメスがいます」

10月20日、大分市立三佐小学校の敷地内でセアカゴケグモおよそ100匹と複数の卵が見つかりました。セアカゴケグモは特定外来生物で、繁殖力が強く、メスは毒をもっています。

発見を受け、小学校では23日午前10時から作業員による駆除作業が始まりました。

(大分市教育委員会学校施設課・赤嶺陽子さん)「見たところは駆除できたと考えております。児童にけががないように、駆除を引き続きしていきたい」

これまでに児童がかまれるなどの被害は出ていませんが、発見の翌日に予定されていた運動会が延期されています。小学校は23日まで休みとなっていて、24日は児童にセアカゴケグモの写真などをみせて注意を呼びかけるということです。