旧暦9月7日にあたる10月21日、数えで97歳の長寿を祝う沖縄の伝統行事「カジマヤー」のパレードが県内各地で行われました。

名護市数久田では、この地域出身で昭和2年(1927年)4月15日生まれの玉城春子の97歳を祝うカジマヤーのパレードが盛大に行われました。

玉城さんは、色とりどりに飾り付けられた真っ白なオープンカーに乗り込み風車を振りながら自宅周辺や名護市の市街地をパレードしました。

7人の子どもと13人の孫に20人のひ孫、そして7人の玄孫に恵まれた玉城さん。
家族や地域の人たちからたくさんの祝福を受けて喜び一杯のカジマヤーでした。

【昭和2年生まれの玉城春子さん】「人がいっぱいいてね、みんなが歓迎してくれて嬉しかったよ本当に。こんな、嬉しいこと初めてだもん。」

今でも趣味の三線を奏でて歌を唄っているという玉城さんのもとには、名護市の渡具知市長もお祝いに訪れ、玉城さんに記念品を贈りました。