新潟県田上町に新名物誕生です。「道の駅たがみ」が間伐した竹を活用して、国産メンマをつくりました。

材料として使っているのは、田上町に生えている孟宗竹です。
人の背丈を超える長さ約2mの幼竹を切り出し、ゆでた後に塩漬けにして発酵させます。商品化にあたり、どんな味付けがいいか、試作を重ねてきました。



味は、さいの目状にカットした、ピリ辛の「辣油味」と長細くカットした「醤油&黒胡椒味」。

食べた人
「おいしね!さくさくしていて」


長年地元のホテルで腕を振るってきた小柳君夫さんが監修しました。

ホテル小柳 調理部顧問 小柳君夫さん
「どんな切り方をした方がいいのか、部位によってどう調理したらいいのかその辺は悩みました。これまでの常識でいえば、食べられないと思っていたのが、こんなに食感がよくて、こんなにおいしいものになるとは…」

田上町は、約17ha(東京ドーム3.6個分)の竹林がある”たけのまち”です。しかし、高齢化に伴い、整備が行き届かない放置竹林が増えていて、地域の課題となっていました。その課題を美味しく食べて解決しようと、今年、メンマづくりにとりかかったのです。

道の駅たがみ 馬場大輔 駅長
「田上が”たけのまち”だと思ってもらえるような強い柱に育つと思っていて、メンマを自宅に持って帰ってもらい、『おいしいね』がどんどん広がってくれたら」

たけのまちの新名物「たがみメンマ」。道の駅たがみで10月28日から販売されます。