災害時における介護施設の対応をゲーム形式で学ぶ体験会が大分市で行われました。
国は災害時でも介護施設が業務を続けていくための事業継続計画を今年度中に策定し、訓練することを義務づけています。これに基づいて20日、大分市でボードゲーム形式での体験会が開催されました。

「避難所HUG(ハグ)」というこのゲームは災害時に介護施設が避難所となることを想定し、施設に見立てた平面図の上に次々と訪れてくる避難者のカードを配置します。介護業務を継続しながらケガ人や乳幼児などの避難者をどこまで受け入れられるのか、県内4施設7人の職員が体験して対応を議論しました。
(体験した人)「日頃からの訓練が非常に大事じゃないかなということを痛切に感じました」「こういう風にした方がいいよとか、そういう伝えられることがあると思うので勉強になりました」