「パンのまち」として岡山県の内外からファンを集めている総社市です。パンで地域を盛り上げようと、期間限定の商品が販売されるイベント「パンわーるど総社」が始まりました。

(リポート)「この秋は、総社市内10店舗のパン店や洋菓子店からオリジナルの新商品が販売されています。おなかパンパンになるまで食べるぞ~!」

岡山県総社市。市内には、ベーカリー・洋菓子店が約30店舗あり、人口1万人あたりのベーカリーの数が岡山県内トップであることなどから、「パンのまち」として知られています。

期間限定のパンやケーキが販売されるイベント「パンわーるど総社」ではこの秋、市内10の店舗で岡山県産の食材を使った総社ドッグ・ロールケーキ・ドーナツが登場。

総社市三須にあるベーカリーカフェ・クルールは、なんとレンコンを入れました。

(リポート)「いただきます。ふわふわのパンの中にシャキシャキのレンコン。歯ごたえがしっかりとしています・・・」

ピリ辛チリソースで味付けされた連島レンコン。生地には、総社産の赤米も練りこまれています。

ナンバベーカリーでは、高梁紅茶の茶葉を使った総社ドッグ。紅茶のほのかな甘味と香りが口いっぱいに広がります。

総社市内では、7周年を記念して今年初めて「パンタクシー」の運行も。主催する総社商工会議所によりますと、「パンわーるど総社」の2016年からの累計売り上げ商品数は約13万個、経済波及効果は3億8000万円と見込んでいます。各店舗、工夫を凝らした総社ロールやドーナツも販売されるこの秋のイベント。新たなパン店・洋菓子店との出会いがあるかもしれません。

(総社商工会議所・宮崎浩輔さん)「古くからやられているお店もあればつい最近オープンしたお店も。パンわーるど総社に参加していただいているので、美味しい商品がたくさんありますので、そういったところを楽しんでいただきたいです」

「パンわーるど総社」は11月30日まで開催されています。