歌舞伎俳優の市川猿之助被告の初公判が行われました。
市川猿之助被告(47)、本名・喜熨斗孝彦被告は今年5月、都内の自宅で父親の市川段四郎さん(76)と母親の喜熨斗延子さん(75)に向精神薬を服用させて自殺を手助けしたとして自殺ほう助の罪に問われています。
法廷で職業を問われると「歌舞伎俳優です」と答えた猿之助被告。起訴内容については「間違いはありません」と認めました。
被告人質問で弁護人から「両親が一緒に逝くと言ったのは、なぜだと思いますか?」と問われると、猿之助被告は「僕だけが頼りだったと思います。僕が生きがいだったと思います」と声をつまらせながら、涙声で証言しました。
検察側は、さきほど論告求刑を行い、猿之助被告について「被告の責任は重い」、「両親は自殺の意思を有していたものではなく、被告の気持ちを酌み、自殺を決意した」、「両親に与えた影響は大きい」と指摘。懲役3年を求刑しました。
これに対し弁護側は、執行猶予付き判決を求め、裁判は50分ほど前、午後3時ごろ閉廷しました。
注目の記事
「生理が止まった」「電車の中で倒れた」「気づいたら減っている」糖尿病の治療薬でダイエット 使用した女性たちに起きた変化 専門家は危険性指摘

【全文公開】“ラブホテル密会” 小川晶・前橋市長の謝罪会見【前編】「最初にホテルへ誘ったのはどちらから?」記者と小川晶市長の一問一答(9月24日夜)

【全文公開】“ラブホテル密会” 小川晶・前橋市長の謝罪会見【後編】「どちらからホテルに誘うことが多かった?」記者と小川晶市長の一問一答(9月24日夜)

「道が分からんのよ…」午前3時、車道の真ん中に93歳の男性 携帯には大量の不在着信 25歳の女性がとっさに取った行動は 広島


「どれだけ泣き叫んでも、本人は二度と目を覚ましてくれない」24歳の息子を奪われた両親…受け入れられない現実【小樽飲酒運転事故から1年《第1部》】

「水着をずらして性器を...許せない」スイミングスクールで娘が盗撮被害 インストラクターの男は「バレるリスクも低く都合よかった」なぜ防げなかった? 「二度と被害者を出させない」両親はスクール側に"第三者による検証"求め民事調停を申し立て
