尼子山トンネル火災の影響で9月5日から通行止めになっていた、山陽自動車道下り・播磨JCT~赤穂IC間について、NEXCO西日本は、12月下旬に通行止めを解除する見通しであることを発表しました。

この事故は9月5日午前1時頃、尼子山トンネル内で大型トラックが出火し、後続車に相次いで延焼したもので、火は約40時間にわたり燃え続けて計23台の車が焼けました。

火災の影響で、トンネル内部の壁など約400mが甚大な損傷を受け、車両の通行に危険が及ぶとして、NEXCO西日本では、尼子山トンネルの下りの前後の区間「播磨JCT~赤穂IC」を通行止めにして、復旧作業を行ってきました。

そして、尼子山トンネル火災事故の第3回技術検討会がきょう(10月20日)開かれ検討した結果、通行止めになっていた、山陽自動車道下り・播磨JCT~赤穂IC間について、12月下旬に通行止めを解除する見通しとなりました。

NEXCO西日本では「具体的な通行止め解除日などについては改めてお知らせする、引き続き1日も早い復旧に向けて対応をすすめていく」としています。