福島県富岡町は、原発事故による帰還困難区域のうち、公共施設や墓地がある場所について、11月下旬に避難指示を解除する方針を伝えました。
原発事故により、富岡町では、小良ヶ浜地区など、町の面積の6.7%が帰還困難区域に指定されています。
このうち、集会所などの公共施設や共同墓地のある場所は、特定復興再生拠点区域に指定されていて、先行して除染が進められ、11月下旬にも完了する見通しです。
19日に開かれた町議会の全員協議会で山本育男町長は、11月下旬に避難指示の解除を目指す方針を示し、了承されました。
町では今後、国や県と協議をした上で、具体的な日程を決めることにしています。














