20日朝、青森県深浦町正道尻地区で「竜巻によると見られる被害が発生した」と町へ通報がありました。倉庫の屋根が飛ぶなどしていて青森地方気象台は正午に職員を派遣して突風とみられる現象について現地調査を実施しています。

消防によりますと20日午前6時ごろ、深浦町正道尻地区で「倉庫の屋根が飛んでいる」と住民から消防へ通報が入りました。倉庫の屋根は山側にある「いわさき小学校」の敷地まで飛んでいて小学校は一部の窓ガラスが割れたほか木片などが散乱しているため20日は臨時休校となりました。

深浦町によりますと屋根がはがれた倉庫の周辺にある住宅数軒で屋根がはがれそうになるなどの被害が発生しているということです。

今回発生した突風とみられる現象について青森地方気象台は20日、被害をもたらした現象を特定するため職員を派遣して調査を実施すると発表。正午に職員数名が現地入りしました。

青森県内は20日、大気の非常に不安定な状態が続いていて、気象台は竜巻などの激しい突風による被害に注意を呼びかけていました。