猟友会の会長は…。
(恵那市 猟友会 伊藤次二会長)
「(子グマは)この春に生まれたのではと思う。それに母親がついていないかと、それが心配」
このため現場近くの小学校では、下校時には児童に保護者が付き添うよう呼びかけられました。
(近くに住む小学3年生)
「(Q:これは何?)クマ鈴です。入学して1年生の時にもらった」
また、恵那市の多くの小学校で児童に改めてクマに注意するよう呼びかけられました。
こうしたクマの出没は全国でも…。
19日午前6時半ごろ、秋田県北秋田市の市街地で、80代の女性3人と10代の女子高校生、合わせて4人がクマに襲われ、けがをしました。
4人はいずれも会話ができる状態で命に別状はないということです。
また、午前11時過ぎには同じ北秋田市の別の場所でも60代の男性が襲われ、頭と顔にけがをしました。
さらに、17日には富山市でも79歳の女性が自宅の敷地内で遺体で見つかりましたが、頭やあごにひっかかれたような傷があったほか、近くにはクマの足跡があり、警察は女性がクマに襲われたとみています。

環境省によると、ことし4月から9月までにクマに襲われる被害にあった人は全国で109人。
この時期としては過去最多です。
ではクマに遭遇したらどうしたらいいのか、専門家は。
(ぎふ哺乳動物研究会 梶浦敬一さん)
「できるだけ脅かさないで、じっとする。市街地だと夜8時くらい、昼間が出ることは、よほどない。夜間の外出は控えてください。山へ入る時には笛を鳴らす、ラジオを鳴らす、話をしながら行く」
東海地方でも相次ぐ、クマの目撃情報。
岐阜県では4月から9月の目撃件数は、去年の同じ時期と比べ、2倍近い436件、
被害件数は4件です。
県は注意を呼びかけています。














