少年の非行問題の解決に向けて連携を強化しようと、県警と大分少年鑑別所が19日、協定を結びました。
家庭裁判所から観護の措置がとられて収容された少年たちの立ち直り支援を行う大分少年鑑別所と非行少年をサポートする県警との連携を強化しようと19日、県庁で協定が結ばれました。
この協定で鑑別所の専門知識を使って対応をしながら、県警が長期的にサポートを進めるなど、少年たちが抱える問題について個別的に対応できることが期待されます。
(大分少年鑑別所・馬島貴美所長)「どういう風に対応していいか、難しい少年について、こういう風に働きかけていけばうまくいくんじゃないかということを一緒にやっていければと思う」
県警によりますと今年の9月末時点で県内で少年が深夜徘徊や喫煙などで補導されたのは392件で去年の同時期と比べて63件増加しています。