けいれんなどの発作を繰り返す脳の病気、「てんかん」の支援拠点病院に大分大学医学部附属病院が指定され、18日から専門の相談窓口が設置されました。
県は国のてんかん診療整備事業に基づき、専門医の配置などの要件を満たしている大分大学医学部附属病院を18日付けで、てんかん支援拠点病院に指定しました。これにより院内に専門相談窓口が開設され、看護師資格を持つ支援コーディネーター1人が患者や家族からの電話相談に対応します。
てんかん医療は患者によって小児科や脳神経外科、精神科などが担ってきた経緯があり、専門診療につながりにくい現状があります。今回の拠点設置により患者や家族と医療機関などとの橋渡しが行われ、診療の円滑化が期待されます。
電話相談は毎週水曜から金曜まで受け付けていて、電話番号は050ー3613ー1679です。