富山市で70代女性が死亡した事態を受けて、県自然博物園ねいの里の赤座久明さんらが現地調査に入りました。
ねいの里・野生鳥獣共生管理員・赤座久明さん:「山と平野の間に熊野川流れているので、そこを頻繁にクマが出入りする。場合によっては熊野川を渡って平野に出る。河川敷をつたって下流方向に移動する」


現場は、富山市の熊野川近くの田園地帯の住宅が点在している地域で、近くの青柳では、2004年に女性がクマに襲われて、その後死亡する被害がありました。


赤座さんは、この地域では、田園地帯の屋敷林を伝うようにクマが移動していると見ています。