2021年に島根県松江市の中海で捕獲された巨大ウナギ(体重2.7キロ)を上回り、国内最大級です。

この巨大二ホンウナギは、釣りあげた男性から島根県立宍道湖自然館ゴビウス(島根県出雲市)に寄贈され、18日から展示されることになりました。

ところで通常、ニホンウナギは北太平洋のマリアナ諸島付近で生まれ、はるばる海を旅して日本の川や湖などに来て育つ回遊魚。
下流の川からは上がって来られないはずのダム湖で、なぜ巨大ウナギが釣り上げられたのでしょうか?

DNA解析を担当した島根大学の髙原准教授は、次のように推測します。

島根大学生物資源科学部 髙原輝彦 准教授
「あくまでも推測として。ダムに放流していた小さなウナギが育って環境が良かった、エサが沢山あるとか、そういった閉じ込められた環境ですけども、環境が満たされてたために大きく育つことが出来たんじゃないかと思います」