全国の警察官を対象にした山岳遭難救助の研修会が長野市で始まりました。

長野市の飯綱高原の会場では、17日午前中に開講式が行われ、北海道や群馬などから24人の警察官が参加しました。
警察庁の担当者は、「2022年の山岳遭難は、統計が残る1961年以降最多で、救助に対する期待は、これまで以上に高まっている」と挨拶しました。
研修会を長野で開催するのは5年ぶりで、式のあと、さっそく訓練で使う装備品の点検が行われました。

栃木県警からの参加者:
「安全でなおかつ遭難者を迅速に的確に救助する、そういう技術のところをぜひ学ばせてもらえたらと思う」
研修会は24日まで行われ、実技では、長野県警の山岳遭難救助隊員19人が指導にあたります。