
8回、一番の 菊池涼介 がレフト前ヒットでチャンスを作ります。ここで2番の 野間峻祥 は送りバントはできず、追い込まれたんですが、この当たりが内野安打に。

天谷宗一郎 さん
本人、ちょっとこの後、さえない顔をするんですけれども、もうここまで来たら内容ではなく結果ですからね。

石田充 アナウンサー
そして、3番・西川龍馬 がこの日、ホームランを売っているのに、チャンスで送りバントです。

天谷宗一郎 さん
そこでまた菊池選手のスピード、そしてスライディングの速さっていうところも西川選手を助けています。
石田充 アナウンサー
ノーアウト・満塁で4番は途中出場の 矢野雅哉 が入っていたところで、代打・田中広輔 が打席へ。初球でした。

天谷宗一郎 さん
この思い切り。ガッツポーズ、気持ちいいですね。カープが再び勝ち越します。
石田充 アナウンサー
さらに1アウト・満塁という状況で前日のヒーロー・秋山翔吾 。

天谷宗一郎 さん
短期決戦をたくさん経験しているからこそのバッティングなんです。1点の重み、ここで1点を取ることの大切さをわかっているからこその犠牲フライを打ちにいったバッティングをしているんです。ここはやっぱりさすがだなと。

石田充 アナウンサー
2点リードで最後を締めくくったのが、栗林良吏 です。カープが2連勝でファイナルステージ進出を決めました。

広島 4‐2 DeNA 勝 島内颯太郎 S 栗林良吏 負 上茶谷大河
広島カープ 新井貴浩 監督
「まず、わたしのあいさつの前に選手を代表して、きょうもナイスピッチングでした、最優秀中継ぎ投手・島内よりみなさまに一言、お礼申し上げます」
広島カープ 島内颯太郎 投手
「本日は応援、ありがとうございました。しっかりと甲子園でも勝って、マツダスタジアムに帰ってきます!」
広島カープ 新井貴浩 監督
「島内さん、ありがとうございました。本当によくがんばってくれた選手のおかげだと思っています。甲子園では、ことしのスローガンでもあります『がむしゃら』に、そしてカープの全員野球で高校球児のように戦っていきたいと思います。がんばってきます。行ってきます」
石田充 アナウンサー
カープは、しびれる3位・DeNAとの戦いを2連勝で制して、18日(水曜)から始まりますファイナルステージ進出ということになりました。すでに1位の阪神には1勝のアドバンテージがありますので、阪神は3つ勝てば日本シリーズ、カープは4つ勝てば日本シリーズいうことになります。