室屋選手が初代王者に!
大会では、AR=拡張現実の技術を使い、飛行機が渋谷を舞台にレースを繰り広げているような映像を公開。最高時速400キロ近いレース機は、空に大きな軌道を描いて渋谷の空に消えていきます。

室屋選手はわずか0.145秒差で競り勝ち、決勝へ進みました。
観客「渋谷の街の中でレースしている感じ。異次元な感じ。近未来な感じで良かった。」
観客「見えました。すごく良く見えました。ルールもいまいちわからなかったが、見てみればなるほどという感じ。」
観客「最先端って感じがしてすごい」
決勝の相手は、レッドブルエアレースで2018年に総合優勝した強敵マルティン・ソンカ。室屋選手は完璧な操縦で2位を大きく引き離し、61秒857という好タイムでゴールし、エアレースXの初代チャンピオンに輝きました。

室屋義秀選手「準備してきてとりたいと思って2年間ずっとコミットしてきた。本当に安心した、良かったと思った。さらにチーム力を上げて、パイロットとしてトレーニングして、来シーズン複数戦に臨めるように準備していきたい」
室屋選手は大会の発起人となり様々な準備をこなしながら、最後は選手として結果を出しました。タブレットやスマホを使うスポーツ観戦の新しい形を提案したエアレースX。来年は4回以上の開催を目指すということです。














