今年4月から努力義務となった自転車のヘルメット着用をテーマにした映像制作で、最優秀賞を受賞した中学生らがヘルメット着用の重要性を呼びかけました。

中学生
「ヘルメットを被ると、髪型が崩れたりするので、女性には櫛も配っています」

14日午後、東京・板橋区の商業施設で自転車ヘルメットの重要性を呼びかける中学生たち。彼女たちは、自転車のヘルメットを多くの人に着用してもらうための映像作品を制作し、放送活動の全国コンテストで今年、最優秀賞を受賞した日本大学豊山女子中学校の生徒です。

日本大学豊山女子中学校の生徒
「ヘルメットがダサいという問題があったので、自分たちでかわいくデコをして、被ってみたり。どの髪型が一番崩れないかの検証もしました」

警視庁が今年7月、自転車のヘルメット着用率を調べたところ、男性は14.7%、女性6.1%で、多くの女性は髪型が崩れることを着用しない理由にしている、ということです。

警視庁は「安全のため必ず、ヘルメットを被ってほしい」としています。