長野県長野市戸隠の高校に通うそば部の生徒たちが14日、市内の障がい者支援施設でそば打ちを披露しました。
手際よくそば打ちを進めるのは、長野県長野市にある長野吉田高校戸隠分校のそば部員です。
長野市豊野(とよの)地区にある障がい者支援施設「水内荘(みのちそう)」で入所者に向けてその腕前を披露しました。
食べるまでの行程を楽しんでもらいたいと施設の栄養士が依頼して実現したもので、入所者は、動作を真似しながらそば打ちに見入っていました。
完成すると、入所者からは拍手がわきおこり、中には「ブラボー!」と声をかけた人もいました。
そば部・部長の3年生丸山朝陽(まるやま・あさひ)さんは、「いきいきとした声を生で聞きながら打てたので、すごく楽しく打てた」と話していました。
出来上がった「そば」は早速昼食に。
この日のメニューは、ざるそばとてんぷらの盛り合わせです。
そば部による出前そば打ちは、これまでにも行ってきましたが、食べている姿を見ることはほとんどなく、生徒たちにとっても貴重な経験となったようです。
戸隠が地元で2年生の吉岡瑛(よしおか・あきら)さんは、「みんないっぱい食べてくれたしおいしいと言葉もかけてくれてうれしかった」と笑顔で話していました。














