10の金融機関で振り込みができなくなり、500万を超える取引に遅れが出たシステム障害で、金融庁は全銀ネット=「全国銀行資金決済ネットワーク」に対し、きょうにも報告徴求命令を出す方針を固めたことがわかりました。
今回のシステム障害は金融機関を結ぶ「全銀ネット」で10日、不具合が生じ、三菱UFJ銀行など10の金融機関で他の銀行への振り込みができなくなったもので、500万件以上の取引に遅れが生じました。
決済が集中する「五十日」だったこともあり、一部自治体では児童手当の振り込みに遅れが生じるなど影響は広範囲に及びました。
全銀ネットのシステム障害は1973年の稼働以来初めてで、システムはきのう復旧しましたが、金融庁は「利用客に与えた影響は大きい」として事態を重くみて、きょうにも全銀ネットに対し資金決済法に基づく「報告徴求命令」を出す方針を固めたことがわかりました。
不具合が起きた原因の分析や再発防止策などについて報告を求めるとしています。
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