自衛隊とアメリカ軍の共同訓練に抗議する集会が開かれ、訓練の実施やミサイル配備など、基地機能強化に反対する決議が採択されました。

この集会は陸上自衛隊とアメリカ海兵隊による日米共同訓練があす(14日)から県内各地で実施されるのを前に開かれたもので、主催者発表で1000人あまりが参加しました。

豊見城市から参加した男性
「ますます沖縄を軍事基地化していく、それも目に見えているんじゃないですかね。それに対してやはり、怒りを持たないと」

うるま市から参加した女性
「台湾有事とか沖縄が戦場になるのを想定していると思うので、許せないです」

集会では、日米共同訓練に反対し、ミサイル配備など自衛隊とアメリカ軍が進める機能強化を許さないとする決議が拍手によって採択されました。

今回の訓練では、日米の基地のみならず石垣空港を使うなど県民生活により近い場所で訓練が実施されるため、反対の声があがっています。