去年ノーベル平和賞を受賞したロシアの人権団体の幹部に対し、モスクワの裁判所はロシア軍の信用を失墜させたとして罰金刑を言い渡しました。
ロシアの人権団体「メモリアル」の幹部オレグ・オルロフ氏は、去年、ウクライナ侵攻をめぐりロシアについて「彼らはファシズムを望み、それを手に入れた」などとSNSに投稿したことで罪に問われていました。
モスクワの裁判所は11日、オルロフ氏に対しロシア軍の信用を失墜させたとして15万ルーブル、日本円でおよそ22万円の罰金刑を言い渡しました。
判決を受け、オルロフ氏は「不当な判決であり控訴する。政治犯として自由をはく奪された多くの人たちのために戦う」としています。
「メモリアル」は旧ソ連時代から人権侵害を監視する活動を続け、去年ノーベル平和賞を受賞しています。
オルロフ氏は今年2月、ウクライナ侵攻1年の節目でJNNのインタビューに応じ、「プーチンの発想は20世紀のようだ。『ソ連の偉大さをいまのロシアに取り戻す』という考えだ」などと語っていました。
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