宮城県内で関連死を含む20人が死亡、2人が行方不明となっている台風19号による豪雨被害から12日で、4年です。台風19号による豪雨で家族4人が犠牲となった女性、そして、自宅を流された男性はそれぞれの思いで4年を迎えました。
丸森町に住む、天野民子さんです。12日は、子安地区にある実家の跡地に献花に訪れました。天野さんの実家は土砂崩れで、母の大槻竹子さん(当時92)姉の利子さん(当時70)、妹の夫の小野新一さん(当時67)3人を亡くしました。

妹の正子(まさこ)さん(当時63)は行方が分かっていません。
天野民子さん:
「(正子さんと)なかなかゆっくり喋る機会っていうのはなかったんですけど、昔の話したかったなと思う」

災害後、実家から天野さんが自宅に移植したユズの実を花とともに手向けました。
天野民子さん:
「ユズが初めて今年実を付けたので青いけど持ってきてあげたね。4個あるから1人1個だよ」

佐久間新平さん:
「自宅があったのは今ダンプが通った奥のところ」
佐久間新平さんは、土石流により自宅が全壊しました。その後、和田東地区に集団移転し自宅を再建しました。
佐久間新平さん:
「なんとかみんなで再建したいという思いで活動していたので、終わってみたら結構短かったなって」

かつて暮らしていた土地は国が買収し土砂災害を防ぐ「遊砂地」の整備が進められています。
佐久間新平さん:
「さみしさはありますけど、下流の方々を考えたときにこれは必要だと思う。もう土砂で埋まるってことはなくなるんじゃないかなって」

遊砂地は、2025年1月に完成する予定です。














