プロ野球ドラフト会議で指名を受けるためのプロ志望届の提出が12日締め切られました。提出した岩手県関係の高校生2人と大学生3人を紹介します。
このうち上位指名の期待がかかるのは、一戸町出身で中央大学の最速155キロ右腕・西舘勇陽(にしだて・ゆうひ)投手です。花巻東高校時代はエースとして活躍。速球に加えカットボールやスプリットを駆使し、高い奪三振率を誇ります。

そして去年の夏の甲子園優勝、今年は準優勝だった仙台育英高校の最速151キロ左腕・仁田陽翔(にた・はると)投手も上位指名が期待されます。大船渡市出身の仁田投手はキレのあるストレートとスライダーが持ち味で、岩手で行われた春の東北大会でも力のある投球を見せていました。

このほか大学生では、広島県出身で制球力が持ち味の富士大学・中岡大河(なかおか・たいが)投手や、葛巻高校出身で青森中央学院大学の林下玲(はやしした・りょう)投手。また、兵庫県出身で、専大北上高校のキャッチャー、近藤大雅(こんどう・たいが)捕手にも指名の期待がかかります。



今年のドラフトの目玉ともされた花巻東高校の佐々木麟太郎(ささき・りんたろう)選手はアメリカの大学へ進学することを表明し、プロ志望届は提出しませんでした。
注目のドラフト会議は26日の午後4時40分からIBCテレビで放送します。