企業間で取り引きされるモノの価格を示す9月の企業物価指数は、去年に比べて2.0%上昇し、31か月連続の上昇となりました。ただ、伸び率は前の月に比べて1.3ポイント下がり、9か月連続で鈍化しています。
日銀が発表した9月の企業物価指数は119.3となり、去年の9月と比べて2.0%上昇しました。プラスとなるのは31か月連続です。
調査対象の515品目のうち8割を超える424品目で値上がりし、価格転嫁の動きが続いています。一方、伸び率については8月の3.3%からは1.3ポイント下がり、9か月連続で鈍化しています。
産油国が減産姿勢を示していることから、原油価格が上がった一方、政府のガソリン補助金が増額されたことで、「石油・石炭製品」の上昇が抑えられました。また、政府の負担軽減策などで電気代や都市ガス代が値下がりしたことも伸び率の縮小につながりました。
日銀は「価格転嫁の動きも聞かれるが、一部では原材料価格の下落による値下げも聞かれていて、全体でみると価格転嫁の動きは緩やかなものにとどまっている」としています。
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