萩焼の窯元として知られる陶芸家・十三代田原陶兵衛さんの個展が、岡山市の百貨店で始まっています。

岡山高島屋で3年ぶりの開催となった個展には、萩焼の特徴である柔らかな風合いが魅力の茶碗や花入など約60点が展示されています。

萩焼の名跡でありながら様々な技法を駆使して常に新たな作品に挑戦している田原さん。

こちらの平鉢では、萩焼には珍しく備前焼などに多用されるワラを使って焼き色を付ける技法、火襷(ひだすき)を用いました。

(陶芸家 田原陶兵衛さん)「昔ながらの萩焼の部分と新しい実験的な部分も含めて両方見ていただけたら」

田原陶兵衛さんの個展は岡山高島屋で10月16日まで開かれています。