岡山市は放課後児童クラブへの待機児童が増えていることを受けて、施設を新設するなどし再来年度までの解消を目指すと発表しました。
大森市長が定例会見で明らかにしたものです。岡山市の放課後児童クラブには現在、市立小学校の4分の1にあたる9410人が在籍している一方で、定員が埋まり利用できない「待機児童」は193人に上っています。
そこで岡山市は今年度に新たに2つの施設を作るほか、来年度募集する14のクラブで定員を増やし231人分の枠を拡充するとしています。
(大森雅夫岡山市長)「お子さんをもつ親にとっては非常に負担を軽減できることなので力を注いで行きたい」
ただ定員の拡充や施設新設だけでは600人程度「待機児童」が発生すると見込まれることから、岡山市では支援員の確保などを進め、再来年度には「待機児童ゼロ」を目指すとしています。