決済を担うシステムで10日障害が発生した「全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)」は11日も不具合が続いていて、加盟する岩手県内の金融機関でも振り込みによる着金の遅れといった影響が出ています。
障害はシステムを利用する11の金融機関で10日に起き、他行との間で振り込みのやとりができなくなりました。法人間の取引や個人への給与の振り込みに影響が出て、現在全国銀行協会が手続きを代行して対応しています。
岩手県内で全銀ネットに参加しているのは岩手銀行、北日本銀行、東北銀行の地銀3行と、「代行決済委託金融機関」の信用金庫や県信用農業協同組合連合会、農業協同組合など合わせて16の法人と支店です。
岩手銀行や北日本銀行、東北銀行では振り込みの遅れや着金していない事例が出ているということです。
ホームページなどで障害の発生している対象の金融機関との取引を受け付ける際に周知するといった対応をしていて、いずれも窓口での混乱は起きていないということです。
全銀ネットによりますと、11日午前11時現在、不具合解消のめどは立っていません。
注目の記事
「大人の財力で手に入れたい」シール集めは“リベンジ” 平成レトロ注目は「平成女児」【Nスタ解説】

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を
