中国政府は、来週17日と18日に、北京で一帯一路サミットを開くと発表しました。ロシアのプーチン大統領も参加するとみられ、どのような話し合いが行われるのか注目されます。

来週17日と18日に北京で開かれる一帯一路サミットには、130以上の国が参加する予定です。

テーマは「ハイクオリティな『一帯一路』を共同で建設し、手を携えて繁栄を実現しよう」で、開幕式では習近平国家主席が演説を行うということです。

巨大経済圏構想「一帯一路」は習近平国家主席が2013年に提唱したもので、今年で10年を迎えます。

きのう行われた会見で、中国政府は「中国ラオス鉄道」の建設などの例を挙げ、この10年間に150か国以上の国々と「一帯一路」に関する協力文書に署名し、直接投資額は2400億ドルを超えたと成果をアピール。「貧困の解消や雇用の拡大、人々の生活向上に貢献した」と強調しました。

一方で、「一帯一路」に関わるプロジェクトが対象国の財政的負担となり、「債務の罠」に陥るケースが批判されていることを意識してか、今回のサミットでは「質の高い共同建設について話し合う」と繰り返し強調。

中国の強引なプロジェクトの進め方への批判をかわそうとする狙いがあるものとみられます。

また、サミットにはロシアのプーチン大統領も出席する予定です。

ウクライナ侵攻後、プーチン大統領が北京を訪問するのは初めてで、習近平国家主席との緊密さをアピールするものとみられます。