「サッカーで日本代表になりたい」という夢を持つ、岡山県笠岡市の小学3年生の男子児童がいます。

この夏、スペインの「FCバルセロナ」が香川県で開いたキャンプに参加。約1.2%しか選出されないという「スペイン遠征チーム」に選抜され、現地で最新の指導を受けることになりました。

目隠しをしながらのドリブルでも、ボールは常に足元に。華麗な技を見せてくれたのは、笠岡小学校3年の柳井大河くんです。

サッカーをしていたお父さんの影響で、5歳の時からサッカーを始めました。

大河くんは、笠岡FCに所属しながら「ファジアーノ岡山」のサッカースクール、そして「バルサアカデミー広島福山サテライト校」などに通う、筋金入りのサッカー少年です。

そんな大河くんは、この夏に行われた「FCバルセロナ」公式の「バルサアカデミーキャンプ」で、1100人を超える全参加者からわずか約1.2%しか選出されない「バルサエリートプログラム」と呼ばれるスペイン遠征チームへと選抜されました。

そんな大河くんの夢はやはり…

(柳井大河くん)
「笠岡FCでまず全国大会で優勝して、ヨーロッパで有名になって、日本代表でスタメンを取って、ワールドカップで優勝したい」

笠岡FCのチームメイトたちが語る、大河くんの印象は?

(チームメイト 松浦道真くん)
「真ん中でパスカットもできるし、1対1でも負けないぐらい体が強い選手です」

(チームメイト 清水陽真くん)
「しっかりバランスを取ってくれて試合のゲームを作るゲームマスターの1人です」

(笠岡FC 三好卓哉コーチ)
「ムードメーカーですかね。最後まで諦めない子なんで、いい経験をして、それをチームに戻してくれたら非常にうれしいなと思っています」

大河くんは、来年3月2日から11日間、スペインで一流コーチの技術指導などを受けたり、地元強豪クラブと試合をしたりする予定です。

「大河、がんばれー、せーの パワー!」