多発する特殊詐欺被害の防止につなげてと、JA共済連岡山が電話録音機を岡山県防犯協会に寄贈しました。

JA共済連岡山から寄贈されたのは、固定電話に取り付ける防犯対策電話録音機100台です。

架空請求や還付金詐欺などの特殊詐欺は依然として多発していて、岡山県内の今年8月までの発生件数は122件、被害額は2億8000万円にのぼります。

録音機を取り付けると着信時に「会話内容を自動録音いたします」などと流れるため詐欺の抑止につながると考えられています。

(JA共済連岡山 青江伯夫運営委員会会長)「いま特殊詐欺というのは社会現象になっておりますので、有効に一件でも犯罪に合う人を少なくすると」

寄贈された録音機は県内の警察署を通じて高齢者に配付されるということです。