ニューヨークでこの週末、「ラーメン・コンテスト」が開かれました。日本から参戦した店を支えたのは、熱を帯びるラーメン人気の陰の立役者でした。
この週末に開かれた「ニューヨーク・ラーメン・コンテスト」。6店舗が出場し、人気ナンバーワンを競いました。
来場者
「日本のラーメンの好きなところは色々な風味があるところ。味わいが重なって深みがあるわ」
「この麺はすごく美味しいわ。日本産かは知らないけど、すごくコシがある。噛みごたえがあるけど、ちょうどいい食感だわ」
記者
「出店6店舗のうち、5店舗がわざわざ日本から参加したということなんです」
山椒が効いた塩そばや濃厚な鶏スープなど、バラエティに富んだラーメンをひっさげ日本から乗り込んできました。
「麺屋たいそん」 松尾亮太代表
「アメリカは世界の中心なんで、そこで勝負したいなって。1杯15ドル(約2200円)ですね。日本よりもビジネスとして捉えると勝機はあるんじゃないかなと」
歴史的な物価高と加速する円安で、いまこそ稼ぎ時とアメリカでの出店を目指す店主も。
コンテストの2日前、仕込みを行っていたのは出店者の1人でタレントとしても活動しているHEY!たくちゃん。そこに届いたのが。
鬼そば藤谷店主 HEY!たくちゃん
「いいですねー、いいですよ。この麺はすごくいいですよ、力強くて。大好き」
スープとともに主役の「麺」。店主たちも「とても重要」と口を揃えますが、輸送費などの問題で現地で調達するしかないといいます。
鬼そば藤谷店主 HEY!たくちゃん
「麺は大事だし、やっぱりサンヌードルの麺は開けた瞬間からオーラがある」
日本から参戦した店舗が使っているのが「サンヌードル」の麺です。
サンヌードル・ノースアメリカ 夘木健士郎社長
「マンハッタンの豚骨ラーメン店用の麺を作っています」
サンヌードルは全米3か所に拠点を構える創業42年の老舗で、この工場では細麺や太麺、ちぢれ麺など1日に10万食を製造。マンハッタンと近郊のラーメン店のおよそ7割に麺を届けているといいます。
この10年で専門店の数が1.5倍へと成長したアメリカのラーメンブームの陰の立役者となっているのです。
サンヌードル・ノースアメリカ 夘木健士郎社長
「どんどん日本のラーメン店さんがアメリカに来てくれたらレベルも高くなりますし、本当に応援したいです」
アメリカ人の胃袋をつかもうと腕を振るう店主たち。コンテストを制したのは…
「鬼そば藤谷~!」
ロブスターを活かした贅沢な味噌ラーメンがニューヨーカーの舌を満足させました。
鬼そば藤谷店主 HEY!たくちゃん
「できればニューヨークでラーメン屋を開いたりとかも、少しでもチャンスがあれば」
現地生産の麺にも支えられてラーメンブームが熱を帯びるなか、多くの店がニューヨーク進出を狙っています。
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