新潟市出身の競輪選手・牧田悠生選手が、ある快挙を成し遂げました。
全国におよそ2400人いるプロの競輪選手。そのランクは、自身の成績が1年後に反映されるしくみです。ですので今年デビューした新人選手は、どんなに好成績を収めても上位に上がるのは翌年となるのが通常です。
ところが牧田選手は、競輪界の快挙と称される『特別昇班』で5月のデビューからわずか2か月で「A級2班」のランクへ上がりました。

新潟支部所属の24歳・牧田悠生(まきたゆうせい)選手は、10か月通った静岡の養成所を卒業し、今年5月に夢のプロ競輪選手デビューを果たしました。
「ダッシュ力がやっぱり僕は自信がある」

5月のプロ初勝利後も勝利を重ね、7月の小田原競輪では後方待機から、直線で見事なまくりを見せ、3日間のレースを全て1着駆け抜ける完全優勝を3場所連続で達成し、破竹の9連勝!
『特別昇班』の条件を達成し、A級2班へ上がりました。
70人いる同期の中で一番乗りの快挙です。
「多分周りの同期も『えっあいつ!』みたいな感じだと思うんですけど…。嬉しい反面、もう駄目なレースできないなぁと…」