吉都線の全線開通110周年を記念するイベントが、8日、宮崎県都城市で開かれました。

吉都線は、宮崎県都城市の都城駅と鹿児島県湧水町の吉松駅を結ぶ全長61.6キロの路線で、現在の区間は、今から110年前の1913年10月8日に開通しました。

8日は、JR都城駅周辺で記念セレモニーが開かれ、一日駅長が委嘱された新田望乃くん6歳が、列車へ出発の合図を送りました。

(JR吉都線利用促進協議会の会長を務める宮崎県高原町・高妻経信町長)「(吉都線は)地域住民の生活・産業・経済の発展に大きく貢献してきた。また歴史的・文化的資源であり、宝物であると感じる」

このほか会場では、地元中学生による吹奏楽などが披露され、吉都線の節目を祝いました。