芸備線の一部区間を巡り、JR西日本が国に再構築協議会の設置を要請したことを受けて、斉藤国土交通大臣は速やかに関係自治体への聞き取りを行うと述べました。

(斉藤鉄夫国土交通大臣)「(沿線自治体への聞き取りについて)事務的な準備が整い次第、なるべく速やかに意見聴取を始めたいと考えています」

斉藤国土交通大臣がきょう(6日)の定例記者会見で述べたものです。

JR西日本は10月3日、国のもとで自治体などと存廃を含めて話し合う「再構築協議会」の設置を要請しています。芸備線の備中神代から備後庄原の区間が対象となっています。

斉藤大臣は記者からの質問に対し、設置を判断するため関係自治体から「鉄道が輸送機関としての役割を果たせているか」などについて聞き取りを行うと答えましたが、今後の具体的なスケジュールについては明言しませんでした。