アメリカ空軍は、鹿児島県の自衛隊基地に配備されている無人偵察機を、来月から嘉手納基地で展開する方針を固めました。
防衛省などによりますと、アメリカ空軍は鹿児島県にある海上自衛隊鹿屋航空基地に配備している無人偵察機『MQ9』8機を来月から嘉手納基地に移転させる方針を固めたということです。
これを受け今朝、嘉手納基地のある北谷町役場に防衛省と沖縄防衛局の担当者が訪れ、配備に関する具体的な部隊運用などについて説明しました。
渡久地北谷町長
「更なる基地負担の増大というのは容認できるものではない。配備されたときにはしっかりと注視していかなければならない」
『MQ9』をめぐってはことし8月、鹿屋航空基地でオーバーランする事故を起こしていて、およそ1か月半運用を停止していましたが、5日から飛行を再開しています。