政府は物流業界におけるいわゆる「2024年問題」の解消に向け、「置き配」を選択した消費者にポイントを付与することなどを盛り込んだ「物流革新緊急パッケージ」を取りまとめました。

岸田総理(総理官邸 午前10時半ごろ)
「物流2024年問題という変化を力に変え、我が国の物流の革新に向けて、政府一丸となって、精力的に取り組んでいただくようお願いをいたします」

政府がきょう取りまとめた「物流革新緊急パッケージ」では、▼再配達率の半減に向けて「置き配」や「ゆとりのある日付指定」を選択した消費者にポイントを還元することや▼鉄道や船を使った輸送量を今後10年程度で倍増させることなどが盛り込まれました。

物流業界では、トラックドライバーの人手不足や輸送量の減少が懸念される「2024年問題」への対応が急務となっています。