インフルエンザの流行拡大が懸念されるとして、岡山県はきょう(5日)インフルエンザ注意報を発令しました。過去10年で最も早い時期での発令です。

(岡山県健康推進課 國富優香課長)「流行拡大が懸念される状況にあると判断し、本日インフルエンザ注意報を発令することと致しました」

岡山県では県内にある84か所の医療機関でインフルエンザの患者数の定点調査を行っていて、

それによりますと今年8月に定点あたりの患者報告数が、流行開始の目安にあたる1人を上回っていました。

その後も増加で推移し、先月25日から1週間の患者報告数が5.50人となったため、岡山県は「流行拡大が懸念される状況だ」と判断し注意報を発令したものです。

注意報はこの10年間で最も早い時期での発令となり、

岡山県は「手洗い」や「部屋の換気」のほか、「ワクチンの予防接種」など感染対策を呼びかけています。