11月から始まる松葉がに漁を前に、鳥取県の今シーズンの漁獲割り当ては、前のシーズンより193トン多い989トンとなりました。また、松葉がに漁の解禁も、例年通り11月6日と決まりました。

これは、松葉がになど日本海側1府5県のズワイガニの漁獲可能量を決める日本海ズワイガニ特別委員会が3日、兵庫県で開かれ、決まったものです。

委員会では、鳥取県の今シーズンの割り当ては989トンで、昨シーズンより193トン増えました。

また、日本海側全体の割り当ても、3400トンと、昨シーズンより600トン増えました。

漁獲可能量を巡り鳥取県では、過去に11月からのシーズンの序盤でギリギリまで達し、水揚げを規制した反省を踏まえ、一度の航海で水揚げできる親がにや若松葉がにの量、水揚げできるカニの甲羅の幅などの基準を設けて自主規制しています。

漁獲量が増えた今シーズンも、こうした自主規制は、維持していくことにしています。

松葉がに漁は今年も11月6日に解禁となり、漁期は松葉がにが11月6日から来年3月20日、親がにが11月6日から12月31日、若松葉がにが2月1日から2月29日と例年通りになりました。