タイの首都バンコクで起きた銃乱射事件で、逮捕された14歳の少年が犯行前に実弾を使って練習していたとみられることがわかりました。

3日、バンコク中心部のショッピングモールで起きた銃乱射事件では、2人が死亡、5人が重傷を負っていて、14歳の少年が逮捕されました。

少年は「“人を撃て”という声が聞こえた」と話し、幻聴のような症状を訴えている一方で、現地メディアは少年がインターネットで購入したモデルガンを改造し、犯行に及んだとみられると伝えています。

また、少年の自宅の部屋からは多数の実弾などが見つかったほか、携帯電話には改造銃を使って練習する動画を保存していたということです。

地元警察は計画的な犯行の疑いもあるとみて調べています。