大きな要因として、真珠の養殖で使われるアコヤ貝の稚貝の大量死が国内でここ数年続いていることが挙げられます。

宝飾産業を巡っては、新型コロナウイルス感染拡大の影響で海外での対面販売の機会がなくなったうえ、円安などで金などの原材料も高騰。

厳しい経営状況にさらなる追い打ちをかけています。

中込宝飾 中込健代表取締役:
地金もダイヤも真珠も高いと、一つの製品が高くなるのでよくないこと。生活が安定したうえにジュエリーがあると思うので苦戦している。


こうした状況を打開しようと、今年の春から新たにネット販売をはじめ、20代以上の女性をターゲットにした普段使いができるジュエリーの新ブランドも立ち上げました。

中込宝飾 中込健代表取締役:
新しいことやできることをやっていかないと。なんとか軌道に乗せていきたい。

中込宝飾は6月24日から3日間、甲府市の県庁・防災新館で展示販売会を行う予定で、あらためてジュエリーの魅力を広くPRしていくことにしています。