大分県内で飼育されているブタやイノシシおよそ15万頭を対象に実施されていた豚熱ワクチンの接種が予定通リ、9月末に完了しました。

家畜伝染病の豚熱は8月に佐賀県内の養豚農家で感染が確認され、大分を含む九州7県がワクチン接種推奨地域に指定されました。

これを受けて県は9月19日、県内4か所の家畜保健衛生所で養豚農家に豚熱ワクチンを配布し、ワクチンの接種を進めていました。

県の発表によりますと、9月30日に県内45戸の養豚農家で飼育されているおよそ15万頭のブタやイノシシへの初回ワクチンの接種がすべて終了したということです。

県は今後も定期的なワクチンの接種を呼び掛けるとともに、野生のイノシシへの検査も強化するとしています。