日本維新の会の鈴木宗男参院議員がロシアを訪問しています。ウクライナ侵攻後、日本の国会議員がロシアを訪れるのは初めてとなります。

松野博一官房長官
「政府としては渡航中止勧告以上の危険情報を発出しており、どのような目的であれ、ロシアへの渡航はやめていただくよう国民の皆様に求めてきています。その上で、鈴木宗男参議院議員のロシア訪問の詳細について、政府としてお答えする立場にはありません」

一方、松野官房長官はこのように述べたうえで、鈴木議員から政府側に現在まで連絡は来ていないと明かしました。

また、鈴木議員が所属する日本維新の会の藤田幹事長はJNNの取材に「党がルールとして定めていた海外渡航の際の届け出がなかった」ことを明かし、「届け出がなかった場合“役員会通達違反”」だとして処分対象となる考えを示しました。

これに対し、鈴木氏の事務所関係者は「きのうの朝、党に海外渡航届を提出した」と主張しています。