山梨県南アルプス市の市営温泉施設「やまなみの湯」で基準値を上回るレジオネラ菌が検出され、市では営業を中止しました。

レジオネラ菌が基準値を超えて検出されたのは「南アルプス市交流施設やまなみの湯」です。

南アルプス市によりますと施設を運営している指定管理者から委託を受けた業者が9月14日に浴槽の水の水質検査を実施、10月2日午後5時過ぎに検査結果が出たということです。

この施設では浴場を1週間ごとに男女で入れ替えていて、いずれも全身浴槽で基準を超え、1か所は基準値の3倍でした。

この結果を受け、市は直ちに施設の利用者に退館を求め、施設の営業を中止しました。

今のところ、市に利用者から体調不良の申し出はないということです。

市では消毒や清掃をして再度検査し、安全が確認されるまで施設の営業を中止するとしています。