■第19回アジア競技大会中国 杭州(1日、大会8日目)

陸上の男子200m準決勝で上山紘輝(24、住友電工)が20秒77の2組2着。着順での決勝進出を決めた。1組を走った宇野勝翔(22、順大)は20秒77の4着。タイムで決勝に進んだ。

予選では「蓄積疲労はありますが、試合になったら走れました」と周囲を確認する余裕の走りで準決勝に進出した上山。準決勝でも落ち着いたレース展開で着実な走りを見せた。最後は横を確認しながらゴールし、20秒77の2着。3着以内に入り、着順で決勝進出を決めた。

1組7レーンに登場した宇野勝翔(22、順大)は前半でスピードに乗り切れず、20秒77の組4着。アジア選手権で優勝した鵜澤飛羽(20、筑波大)に代わる形で追加招集され、急遽、個人種目で初の国際大会の舞台にあがった。3着に入ることができず「なんとか残って欲しい」と話し、2組目の結果を待つことになったが、タイムで拾われ決勝に進んだ。

男子200mでは前回(ジャカルタ)大会で小池祐貴が金メダルを獲得している。決勝は2日に行われる。