29日夜、山口県岩国市で、養蜂箱が食い荒らされる被害があり、山口県警はクマによるものとみて警戒しています。

警察によると30日午後7時40分ごろ、岩国市錦町須川で、軒下を養蜂箱の設置場所として貸していた民家の住人が、養蜂箱から「ゴトゴト」と音がするのに気づきました。

養蜂箱の設置者に連絡し、設置者が確認したところ、養蜂箱は食い荒らされていて、クマとみられる爪痕が見つかったということです。

現場付近は10世帯10人が暮らす山あいの集落で、警察でパトカーによる警戒を続けています。

また、きのう午後6時10分ごろ、下松市下谷の県道近くでも、体長1メートルのクマが目撃されています。